毎日ブログ464日目
こんにちは!!
あなたの言葉にできない真のニーズを引き出し
プロの技術で具現化!
毎日幸せを感じる住まいを提供する
「幸せリフォームプロデューサー」
ウイルの米山直輝です。
今日は昨日のブログの続き
プロでも外観からでは
この屋根が
後何年で雨漏りするとか
厳密な事は分からないので
当然ながら
早めの交換を勧めるのが
業者としては安心。
でもお客様としては
要らぬ出費は避けたいので
できるだけ長く使いたい。
そのために
まずは診断して
現状を把握。
それでも結局は
大きな異常がなければ
正確な葺き替え時期はわかりません。
では
どうやって判断するか?
もう一つの視点から
考えます。
それは
計算です。
↑のような難しい数式はもちろん
使いません
一般的に多く使われている
コロニアルで説明していきます。
まずは築年数。
屋根材やルーフィングなどの
寿命は30年くらいが
目安とされています。
製品や施工の不良があれば
30年保たずに
雨漏りが発生したりしますが
そのケースはまれ
仮に今
築30年ちょうどで
雨漏りなどは無いが
そろそろ寿命かな?と
思っているとします。
言い換えれば
屋根の葺き替えを行えば
30年はまた葺き替えは
不要ですよね?
そこで計算をします
後何年この家に住みそうか?
もし10年後に引っ越しを
考えていたら
葺き替えは勧めません。
そのかわり
もし屋根がダメになった時は
〇〇万円くらいかかるので
備えをしておいて下さい
とお伝えします。
そして
そんなに長生きしないと思うけど
後30年くらいかな~
という時は
今は異常が無いのですから
塗装工事のタイミングで
屋根の葺き替えを勧めます。
そうすることで足場代を
浮かせます。
つまり
いつか屋根を葺き替えする時期は
必ず来る。
であれば自分にとって
ベストなタイミングはいつか?
ここを計算して考えてもらいます。
・定年前に収入があるうちに
葺き替えをする。
・子供が大学を卒業してから
・外壁塗装の時期を確認して
なるべく同時に施工する。
・まだ、今後が不明確だから
見積もりを作り、
葺き替えに備える
・雨漏りなどがするまで
葺き替えはしない!
だけど
もしもの貯金を始める
短期的に見ても
・ボーナス後までは待とう。
だったり
色々と計算して
計画を立てるのを
提案しています。
そうすることで
業者からの提案タイミングではなく
自分にとっての
ベストタイミングで
プランを建てられますよね?
おまけですが
最近では
インターネットでも
すごく情報が多い
カバー工法という
今の屋根の上に
軽い金属瓦を被せる工法
ネットで調べると
カバー工法メリット・デメリット
みたいなのがたくさん出てきますが
屋根の説明がほとんど
これも視点を変えて見ると
築30年の家に葺かれている
コロニアルは
アスベストが入っています
言い方は悪いけれど
アスベストを隠して
未来に持ち越すのか?
という話もします。
今よりもアスベストの処分が
もっと大変になっている可能性も
ありますし、
2重の屋根の方が
処分費もあがりますよね?
その処分は誰がするんで
しょうね?
ここまで考えて
カバー工法を考えてもらいます。
これはカバー工法を
否定しているのではなく
今の事だけではなく
先の事も計算して
リフォームしましょう
という提案です。
屋根の葺き替え時期は
劣化具合だけでなく
ライフプランから考えて
施工方法やタイミングを
決めましょう!
これを決めた時が
葺き替えのベストタイミングだと
思います!!